コロナ退治のためにPCR検査拡充を! 20200902

コロナ禍がすぐにおさまるのを期待したのは、春の緊急事態宣言の頃である。

4月16日、ある新聞へ次のような文章を投稿した。

 緊急事態宣言が全国規模で出された。だが、なぜPCR検査の実施をもっと拡大しないのか。人と人の接触で感染するのは感染者がいる場合である。感染しているかどうかを調べもせず、接触を避けても意味がない。
 今や誰もが、もし自分が感染者だったらという不安と他者への責任をかかえていると思う。医療関係者や妊婦さんなどはその思いがきわめて強いと思う。
 ところが、安倍首相は自分がコロナに感染しているとすれば、人にうつさないという自覚を持って行動するよう発言していた。解決の鍵が国民にあるような言い方をする前に、国はPCR検査を国民に普及すべきだ。
 マスクや10万円支給をしても、財源がやがて底をつく方が恐ろしい。効率の良い方法としてPCR検査の無料実施も視野に入れてはどうか。感染者発見と早期治療こそ拡大を防ぐのではないのか。人と人が接触さえしなければ、コロナが自然消滅するかのように言うのでなく、検査でコロナの所在を見極めて対処すべきだと思う。

まったく取り上げられずに終わった。また、その頃、テレビや新聞でもPCR検査の普及などほとんど誰も言い出さなかったのが不思議でならない。

友人にPCR検査の普及をどうしてみんな求めないのかと言うと、PCR検査は完全なものではないとか、費用がかかるとか、あるいは病院にはその体制が整っていないなど、様々な理由を聞かされた。

あれから、5ヶ月が経過した。だが、いまだにPCR検査は普及していない。それでも個人で検査を受けることができる病院がポツポツと出てきた。でも、1回4万円は高い。

コロナ感染を恐れて互いに3密を避けたり、マスクにシールド、レストランでは飛沫防止アクリル板。これらも良いが、PCR検査で感染していないことを確認することの方がよほど重要ではないのか。

感染者でないことが確認できた人どうしならば、これまでのように仕事をいっしょにしても問題ないはずだ。もちろん、検査直後に感染して、人にうつしたというようなことも起こるかもしれないが、それでも、検査が普及されれば、今よりはるかにコロナの封じ込みが可能となるだろう。そして、経済活動の元に戻せる部分が増すことは間違いない。

春の緊急事態宣言直後、政治家や行政はコロナが終息していくと思い込んでいたのではないのか。

だが、それでも続いているのだから、徹底した検査によるローラー作戦のようなやり方でコロナ退治を進めてもらいたいと思う。コロナは収束どころか、いつまで続くのかわからなくなってきた。

(堀 剛)