マスクか、PCR検査か?  20200530

新型コロナウイルスは感染していても症状が出ないことがある。これは周知の話となっている。もしこのような特徴がなければ、感染者の特定がもっと容易にできたのだろう。

ところで、ウイルスが人に感染すると、人を死に至らしめた場合には、ウイルス自身も共に死すこととなる。

ところが、新型コロナウイルスはまるで自らの命を保つがごとく、人に感染した後も症状を出すことなく、生息する場合があるという。なんとも悪賢いウイルスである。こうして、新型コロナウイルス自身も延命をはかることになる。

こうして、誰が感染者なのかわからないということになる。そこで、マスクや2メートルの距離など、様々な感染予防をせざるをえない。

だが、懸念されるのはマスクにより表情が見えないことや、2メートルの会話距離というのは人と人との親密なやり取りには少し遠すぎるだろう。「新しい生活様式」もいいが、そこで何かが置き去りになってはいかないだろうか。

結局、不安を払拭するためには、徹底した検査が必要だろう。誰が感染しているかわからないというままでは、緊急事態宣言のような状態を繰り返したり、そこから抜け出ることはできないと思う。このような状況を継続すれば、もっと深刻な社会崩壊をもたらすとすら思う。

そのための一歩はマスク配布などではなかったと言いたい。なぜ、マスク2枚の配布などと言った時点に、PCR検査の普及を選択しなかったのかと首を傾げてしまう。